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必須脂肪酸の観点からゴマ油を考えるの記事までで、ゴマ油を理解する為に脂質についてを整理した後にゴマ油の特徴について見ていった。

そもそもの話で何故ゴマ油について興味を持ったのか?というと、ひょんなきっかけで国産ごまの栽培 – 山田製油のことを見かけ、日本で栽培されているイメージがあったゴマが実は99%が海外からの輸入であったことを知ったからだ。


ゴマはいつから利用されているのか?

鎖国の時代もゴマは利用されていたのか?

日本での栽培が難しいのか?


このあたりの疑問が生じたので調べてみることにした。




調べ始めはWikipediaが楽なので、ゴマで検索をしてみる。

これからの内容はゴマ - Wikipediaの内容を参考にして話を進める。


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ゴマ科のゴマはおそらくアフリカ原産の一年草の草本植物である可能性が高い。

栽培は夏に花を咲かせ、秋に結実をして収穫するそうだ。


日本での栽培の歴史は、縄文時代の遺跡からゴマのタネが出土したという記録があるそうで、奈良時代では畑で栽培されていたという記録があるそうだ。

用途はおそらく生薬として栽培されていた可能性が高そうだ。


上記の内容でとりあえずは、鎖国前にゴマは栽培されていたことがわかったので、現在、99%を輸入に頼っているという状況はゴマの栽培の難易度に因るものでありそうだ。

改めて、ゴマの説明を見てみると、干ばつに強く、多雨で生育が悪くなるという特徴があるそうだ。


秋収穫で多雨を苦手とする作物で、日本で生育条件を満たす環境なんてあるのか?

改めて、国産ごまの栽培 – 山田製油を読んでみると、ゴマは梅雨時期に播種して、台風の時期に突入する前に収穫するようだ。


時期を巧みに合わせることで栽培可能にしているが、それでも日本でゴマの栽培適所を探すのは大変そうだ。

梅雨の影響を最小限にするために、徹底的な物理性の向上は必須とみた。


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