枕状溶岩と出会いに高槻の本山寺へ3


前回までのあらすじ

京都と大阪の県境にある本山寺周辺で、

海底火山によって生成された枕状溶岩があるというドキュメントを発見したため、

先週末に本山寺(ポンポン山)に行ってみた。


ドキュメントに記載されていた地図を元に枕状溶岩の露頭箇所に行ってみたら、

そこには緑色になった溶岩があったとさ。


きっとこういうところから、

農業や工業で利用する粘土鉱物を採掘するのだろうなと。


これらの知識は後々客土の土をどこから運んでくるか?

の大きなヒントとなるだろう。




露頭紹介 -西山,川久保渓谷中流に見られる緑色岩周辺-より引用 一部改変


知識はより多く取得した方が良いというのがモットーなので、

赤丸で示したスランプボールという露頭箇所にも行ってみた。


地図を見ると小さな小川が川久保渓流と合流する箇所に位置しているので、

この箇所がどこであるか迷うことはなかったのだけれども…


この話を進める前にスランプ構造について触れるために下記の記事を紹介しておく。

断層、スランプ構造が城ヶ島の成り立ちを物語る


スランプ構造は海底での地すべりということがわかった上で、

川久保渓流と合流する小川周辺を見てみると、



地層が斜めになっていた。

この箇所に関する記述はスランプボールになっていたため、

説明文を抜粋してみると、


スランプボールと呼ばれる岩相は,相対的に泥質物が多い砂泥互層のスランピングの際に,泥中に砂岩がボール状やレンズ状にちぎれて偽礫として含まれるようになった堆積物です。このような堆積物は海溝陸側斜面の崩壊堆積物に多く見られます。

とある。

露頭紹介 -西山,川久保渓谷中流に見られる緑色岩周辺-の地点①:スランプボールの項目から一部抜粋


今の経験値では砂岩がボール状であったり、レンズ状にちぎれてというのがどの箇所を指しているのか?はわからないけれども、地質関連の仕事をしている方はこういうところからヒントを得ているということはわかった。


経験値をためて、

近い内にポンポン山には再チャレンジしてみよう。


余談

地図に記載されている地点④の衝上断層はどう見れば良いのかわからなかった。