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近所のちょっとした高台の林道に入った時、上の写真の箇所が気になった。


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マメ科の草が巻き付いている。

葉の大きさはツルマメっぽく、葉の形状はクズに似ている。

ツルマメらしき草を発見した

秋の七草としてのクズはどんな草?


この草はマメ科のヤブマメか?

ヤブマメ - 岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科 波田研のページを確認してみると、葉の形状はそっくりだったので、ヤブマメの可能性は高い。


このページの説明を読んでみると興味深い内容が記載されていた。

ヤブマメは夏から秋にかけて花を咲かせて実をつけるらしいが、地中にも閉鎖花を付けるらしい。


地上の花は有性生殖で様々な土地に散布しても生き残れるようにしていることに対し、閉鎖花の方は単為生殖で親株と同じ遺伝子を持つことになる。

親株が結実まで育ったということは親株と同じ特徴を持てば、環境に対して優位である可能性が高く、生存率が高まることにつながる。


マメ科には興味深い特徴があるものが多いなと思う。

ラッカセイの子房柄が土を目指す