あらゆる器官に薬効があるモモまでの記事で私の人生の至るところでモモが身近にあったはずなのに、そんなモモの存在に気付けずにいたので、モモについて並々ならぬ興味が湧いている。
この写真は無料の素材サイトで配布していた和歌山県紀の川市にある桃源郷を撮影したものらしい。
和歌山とモモを調べている時に桃源郷(とうげんきょう)という言葉に遭遇して、モモには桃源郷という素晴らしい言葉があった事を思い出す。
桃源郷という言葉には何か良い感情の意味合いがあると思うが、改めて問われると何なのか?がわからないので、良い機会なので触れておくことにする。
Wikipediaで桃源郷について読んでみると、
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桃源郷(とうげんきょう)は、俗界を離れた他界・仙境。ユートピアとほぼ同意
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と記載されている。
この桃源郷だけれども、陶淵明の作品『桃花源記』が出処になっているらしいが、
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桃源郷への再訪は不可能であり、また、庶民や役所の世俗的な目的にせよ、賢者の高尚な目的にせよ、目的を持って追求したのでは到達できない場所
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であるそうだ。
桃源郷は創作で登場する場所であることはわかったが、創作をするに当たって、そのもの(今回であればモモ)に良いイメージがなければ生まれない。
…
と思ったが、更に読み進めてみると、桃源郷のモデルが中国の桃源県にある桃花源という農村がモデルであるらしく、村名に桃の漢字がある。
桃花源は中国の歴史における道教の聖地のひとつであるそうなので、この地域における桃の存在に触れれば、モモについての理解が進むかもしれない。
ただ、桃源郷は目的を持って追求するとたどり着けない場所だったので、モモについても運命に身を任せていた方がモモの持つ理に近づけるかもしれない。