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水田の落葉の破砕食者を探せの記事で、水田での破砕食者はカワニナが候補に挙がる事がわかった。

カワニナというのはホタルの幼虫の成長にとって重要だと言われている為、水田に落葉を入れることでカワニナが増えて、カワニナの増加によってホタルが増えるという好循環が発生するかもしれないという淡い期待が湧いた。


前回の記事でカワニナの餌について、落葉の他に付着珪藻と水底に堆積した有機物であることを記載した。

これに対して一つ懸念事項がある。


懸念に対してJAグループ石川がわかりやすい内容を公開しているので、それを参考にすると、昨今の水田はケイ酸が不足している。


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光合成の質を高める為に川からの恩恵を活用したい


田自体にケイ酸が少ない上、田に入水する灌漑水にもケイ酸が少ない。


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観測している範囲で今年最も良くなかった田がしていること


稲わらや籾殻を焼却するとこれらの有機物に含まれるケイ酸も(イネに対して)利用しにくい形状となる。


最後の燃焼の件だけれども、利用しにくい形状というのは、ケイ酸が二酸化ケイ素のような固い形状に変化するという解釈で良いはず。

これはカワニナの餌になり得る付着珪藻にも何らかの影響を与える可能性は高い。

ケイ酸苦土肥料から稲作を模索する


水田で落葉を利用するには、ケイ酸についても意識する必要がありそうだというアタリが付いた。


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