牛糞に集まる真菌は何だ?の続きまでの記事で牛糞にいるであろう糞生菌について触れた。
ただ、肥育されている牛から排出された牛糞には飼料の影響で糞生菌があまりいないそうだ。
更に排泄された直後の牛糞は水分量が多いので、真菌が活発に動ける環境ではないことが多いそうだ。
これらの内容を踏まえて、牛糞と糞生菌について触れていくことにする。
牛糞で糞生菌に限らず他の真菌も含め、菌が活発に動けるようにするためには水分量の調整が必要になるらしい。
一般的には、
敷き藁等が混ざる事で水分量が調整される。
牛糞であまり糞生菌が検出されないとすると、敷き藁にはおそらく牛糞の糞生菌になり得る菌はいないのかもしれない。
であれば、牛糞の処理で最初に動き出す真菌というのは一体何になるのだろうか?