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今年の稲作の観測で学んだのが、中干しをしない田ではたくさんのカエルが誕生するということ。

これからの栽培において、IPM(総合的病害虫管理)の観点において、たくさんのカエルが誕生するということは重要な一手となる。

総合的病害虫管理 - Wikipedia


何故なら、作物に加害する昆虫は世代交代がはやく耐性を持ちやすいという特徴と、集落の感と経験で栽培している人らが何も考えずに同じ農薬を使用するという状況から、殺虫剤がすぐに効かなくなるという現状において、カエルの誕生は殺虫剤以上の効果を発揮する。

何故日本では有機農業は広まらないのか?という質問があった

トビイロウンカは大陸から季節風にのってやってくる

逆相関の交差抵抗性


田で誕生したカエルは成長したら何処へ行く?

作物を食害する昆虫が世代交代が早いという特徴があるならば、当然、体も小さいわけで、カエルの餌となる。


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こんな感じで、水田付近に畑作の場所があれば、そちらもカエルの生息域になるだろう。

何が言いたいか?というと、中干しなしの稲作は周辺の畑に対して良い影響をもたらす可能性が高い。


カエルは常に湿っていなければならないので、畑側でカエルを受け入れる場合は、


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可能な限り、緑肥等の草で覆っておいた方が良い。

食害虫防除としての草生栽培の可能性を探る


緑肥が常にあれば、土壌の微生物叢も栽培者にとって有利な環境となるので、栽培は比較的楽になるはずだ。

木炭の施用と合わせて何の緑肥のタネを蒔けばいい?


草の管理は除草剤ではなく、自走式草刈り機であれば、トマトが緑の香りを吸った時に体内では何が起こってる?の記事で触れたような緑の香りによる高温耐性や天敵を誘引も強化される。

香り化合物の合成経路から見えてくること


毎年異常気象と言われる昨今において、猛暑日を意識した栽培にいち早く取り組んだ栽培者が市場をかっさらうのは間違いない。

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緑肥でカエルを引き寄せたら、カエルを求めてヘビもやってくるので、ヘビには気をつけて。


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