イトミミズ類が形成する膨軟層(トロトロ層)による抑草効果 - 鳥取県の研究報告を読んだ。



タイトルの通りで、稲作でイトミミズが形成するトロトロ層(実際は膨軟層と呼ぶらしい)によりコナギ等の難防除の雑草の抑草効果があるらしい。

報告では早期湛水であったけれども、毎年観測している物理性の改善 + レンゲ米 + 中干し無しの田でも同様の現象が見られているので、同じような現象であると見ていい。

※イトミミズの写真はなし


報告中では慣行の三ヶ月前に田に入水で中干しの期間まで水を張ると記載されていた。

他にイトミミズの作用により有機物の無機化が促進され、イネが過栄養になり倒伏すると記載されていた。


観測からの経験上、中干しをすると草が生えやすい傾向があったので、中干し時に膨軟層が酸素に触れて弱体化しているのはないだろうか?


今回の話を確固たるものにするにはイトミミズの生態や食性から調べていく必要があるが、冒頭の写真の田では2年連続でイネの根元付近の除草作業が発生しなかったので、この田を追求すれば答えにたどり着くという確信はある。

冬期のレンゲ栽培は田植え後の雑草管理に影響するか?


イトミミズの餌として、土に還りやすいマメ科の葉ではないかと予想していて、



クズの葉あたりで作った堆肥あたりかなと考えている。

企業の取り組みとしての葛布文化の保全

クズは花も産業利用できるらしい

イトミミズ - Wikipedia