夏の葉物野菜といえば、ヒルガオ科のエンサイがある。
エンサイは空芯菜と呼ばれ、
茎を切ってみると、名前からわかる通り、中が空洞になっている。
この特徴から、エンサイが盛んに栽培されているところって、水浸しのところで水の上に浮かばせながら栽培しているよ
という話を聞いていた。
先週、ミャンマーへ行っていた。
現地の方から線路横にエンサイ畑があるから行ってみるか?ということで行ってみた。
ん?
やたらと緑だな。
あぁ、畑を覆う緑は浮草なのね。
その浮草の間で水に浮かびながら伸長しているエンサイがいる。
これはもう水田なみの水のはり方ではないか!
水で覆うことによって稲作のように除草作業を軽減させ、周囲から流れてくる肥料分により生育を促進させる。
至るところでエンサイが栽培されていると聞いたけど、ここまで浸水しているところで栽培されているエンサイを見ると妙に納得できる。
至るところでエンサイ炒めが出てくるわけだ。
そういや、
以前もこんな感じのことを京都の植物園で見たな。
ここでは肥料の無機分が流れ込んで過剰になっていると思ったけど、植物園で見たものを加味するとエンサイと浮草は共存しているのかも?
と思えたりもする。