ミャンマーで蒸気で炊かれた長粒米を食べた。
長粒米は餅っぽさであるアミロペクチン含有量が少ないためパサパサとした食感なのが特徴で、
チャーハン等の油と炒めて食べる料理やカレーに使用されることが多い。
長粒米単体で食べることは少ないらしいけど、
カレーのご飯として出てきた長粒米単体で食べてみた。
感想は
日本米特有の甘みがなく食感がパサパサしていて、
単体で食べ続けるのはきつかった。
※チャーハンにしたものは美味い
長粒米を食べていてふと思ったんだけど、
この味の差って品種によるものなのだろうか?
単純に含有成分で見ることもできるだろうけど、
その場合、餅っぽさのアミロペクチンが少ない代わりにデンプン質が多くなる可能性がある。
最近、地質を見始めて、
蛇紋岩米と呼ばれるような上流にある山の恩恵をふんだんに利用している米がある。
日本では水の綺麗なところで収穫できた米が美味いという話があるぐらいで、
実際は水に溶けている特定のミネラルの量と味覚を落とす成分の溶けてなさが要因なのだろうけど、
この島弧特有の複雑な地形が水質を変え、
この水質こそが米の美味しさに影響を与えているのではないか?
なんてことを長粒米を食べている時に思った。
※島弧はプレート近くに形成される列島のこと。複雑な地形になる
話は変わるけど、
日本の米不足の時に長粒米を食べたけど、
先日食べた長粒米よりも甘かった記憶がある。
やはり、
栽培している土地に左右している気がする。
香り等は品種によるものだろうけど。
また長粒米に出会う機会があったら気にしてみよう。