前回の篠山川の恐竜化石発掘周辺で観察できるもの1の記事で、川代恐竜街道の恐竜化石発掘場所の周辺で観察できる地層の話題に触れた。
今回は前回の続きで、あまりにもわかりやすいぐらい明確で感動したものを紹介する。
冒頭の写真の
矢印で示した個所に
貫入岩と紹介されている白い個所がある。
この岩は丹波竜発見地周辺の地質の確認で見た流紋岩のマグマが堆積岩を貫いて固まったものであるとされる。
この貫入岩で面白いのが、
反対側の岸にもあって、もともと両岸の白い岩は繋がっていて、川の作用によって侵食されたことが安易に予想できる。
流紋岩は硬い岩なので、周辺の岩よりも侵食を受けにくいから壁のように残っているのだなと。
この岩の前に立て看板があり、そこにはこの白い岩のことを岩脈と紹介していた。
今回の内容もアイディアの引き出しの一つとして持っておくことにしよう。