丹波竜発見地周辺の地質の確認に引き続き、川代恐竜街道の恐竜化石の発掘場所周辺で観察できる地質のことを整理してみると、
川自体が川の作用によって侵食されて形成された渓谷である。
両岸には様々な特徴的な露頭が見られる。
斜めに傾いた地層と逆断層が非常にわかりやすい。
断層が至るところに見られるので、何度も地震が発生して今の形になったのだろうなと。
はるか昔に完全に埋没したイザナギプレートが関与しているらしいけれども、私自身がよくわかっていないのでこの場では触れないことにする。
観察出来る残り二つのうちの一つで
これまた非常にわかりやすい甌穴(ポットホール)がある。
川から流れてきた小石等で丸い穴が出来る現象のことを指すらしい。
上の写真は水面ギリギリでかなり侵食が進んでいるものだけれども、水面から高い場所でも甌穴が見られる。
あと残りひとつだけれども、あまりにもわかりやす過ぎて感動したので、それは次回の記事で紹介することにする。
- 続く -