山の生態についてかなり詳しい方から聞いた話で、
養蜂で影響を与えるかわからないけれども、木の花で花蜜にサポニンを含むものがあるということを教えてもらった。
サポニンといえば、
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トチノキの実の灰あわせの記事で、トチノキの実に含まれる毒のようなもので、トチノキを食したい時はアク抜きをするけれども、アク抜きによってサポニンが抜けて実が食べれるようになる。
もし、ハチミツ内にサポニンが含まれていたら、由々しき問題になるのでは?
ということでサポニンについて調べてみた。
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毒性に関しては、
界面活性作用があるため、細胞膜を破壊する作用があり、血液に入った場合は赤血球を破壊するらしい。
他にコレステロールの吸収も阻害する。
サポニンについて更に検索してみると、漢方の薬効という記述もたくさん見つかる。
今回の話題のトチノキとは異なる種のサポニンにはなるけれども、大豆サポニンで免疫系でアレルギーの抑制に働くといった研究報告があったり、
大豆サポニンの免疫調節機能:高親和性IgE受容体の発現抑制作用 大豆たん白質研究 Vol.6(2003)
サポニンの作用でコレステロールの吸収を阻害というのは、過食であれば動脈硬化の抑制も期待できるわけで、サポニンに毒性があったとしても量的な問題である可能性は高い。
ハチミツの成分は大半が糖なので、相対的にサポニンやフラボノイドの量はかなり少なくなるので、ここらへんの影響はどうなんでしょうね?