広葉樹の森を眺めてみての記事で見てきたクリーム色の箇所がこんもりしている木を近くで見たくて、
ツブラジイの林で有名な若山神社に向かった。
木が高くて上部の花が見えないので、階段を登り上から見れる場所から見てみた。
超望遠レンズでなんとか撮影できたけれども、圧倒的な花の量だ。
シイの木は虫媒花なので、これだけ大量に花が咲いていたら、それはもうたくさんの昆虫がやってくるのだろうな。
シイの花はクリに似た独特な匂いがあるが、シイの花にはクリの花に多いとされるスペルミンも豊富に含まれているのだろうか?
シイの木は森林の伐採により個体数を減らしているであろう木で、その木にスペルミンが多かったとして、スペルミンが蜜を採取する昆虫に対して多大な影響を与えているとしたら?
気になったので検索をしてみたら、ハチ毒中のクルタミン酸アンタゴニスト - 化学と生物 Vol.31, No.11, 1993に辿り着いた。
Edgar181 - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる
ハチ毒の一部にスペルミン程のポリアミン(上の図の左下の箇所)があるのか。
個人的にハチ毒からイモムシの捕獲を連想するのでシイの木とチョウ目の昆虫の個体数の調整が頭に浮かんだ。
森の木の理解が更に進んだら、見えてくるものがあるかもしれないと期待が日に日に増していく。
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