田植えから定期的に観測していたイネが無事に収穫を迎えたそうだ。
驚くべきことに写真に写っている田は今年のウンカの当たり年で周辺も相当の被害を受けている中、殺虫剤を使用せずに収穫までこぎつけたそうだ。
更に驚くべきことに、すぐ近くにあるもう一つの田では殺虫剤を使用したにも関わらず、ウンカの被害があったそうだ。
すぐ近くといえど環境条件は異なるので一概に言えないが、一作を通して見てきたものには多大な価値があることは間違いない。
こちらの田の事を整理すると、
・冬期にレンゲを栽培していた
・田植え後の栽培は地域の肥培管理、水管理と合わせる
ということだけれども、レンゲ栽培の方で土壌改良材を活用し、
レンゲの鋤込み後にコロコロと小さな塊の比較的軽い土になった状態で田に水を張り田植えを行っている。
今作得た知見を元に次作の肥培管理を見直し、秀品率の向上のためのノウハウとして昇華していきたい。
余談
高槻で他にもいくつかレンゲ栽培を行っている田があったが、どの田もウンカの被害が多かったそうだ。
ミツバチによる花蜜と花粉の持ち出しの影響は思った以上に大きいのかもしれない。
開花させることが前提のレンゲを栽培する時に注意すべきこと再び
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