By Rob Lavinsky, iRocks.com – CC-BY-SA-3.0, CC BY-SA 3.0, Link
ゼオライトの骨格コードとSi/Al比の記事で天然ゼオライトであるモルデナイトを参考にして、ゼオライトで重要な要素の骨格コードとSi/Al比について見てきた。
この内容の理解を深める為に、ゼオライトについて更に調べることにした。
天然ゼオライトに関して、何か知見があるだろうかと検索をしてみたところ、ベントナイト・天然ゼオライトを知っていますか? | カサネン工業株式会社で天然のゼオライトには硬質のモルデナイトと軟質のクリノプチロライトがあると記載されていた。
硬質と軟質があるのはゼオライトを学ぶ上でとても有り難い。
早速、軟質のクリノプチロライトについて検索をしてみた。
By Christian Rewitzer, CC BY-SA 3.0, Link
クリノプチロライトは化学組成が(Na,K,Ca)2–3Al3(Al,Si)2Si13O36•12H2Oのケイ酸塩鉱物になる。
上の化学組成からどのように計算して良いかわからないが、Si/Al比が3.5〜5のゼオライトになるらしい。
硬質のゼオライトであるモルデナイトのSi/Al比が4.5〜5.5であるそうなので、Si/Al比が低い、つまりはアルミニウム(Al)の含有量が高い程、ゼオライトは軟質になるという理解で良いだろうか?
アルミニウムが多い程軟質になるというのはどういうことだろうか?
ゼオライトの風化の理解を進めれば、ゼオライトの硬質と軟質についての理解は進むかな?
余談だけれども、クリノプチロライトの骨格コードを生成AIのGeminiに質問してみたら、HEUという返答があった。
分離膜講座02 ゼオライト膜|セラミック材料基礎講座・応用編|日本ガイシ セラミックアカデミー