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前回の草原への旅立ちの記事の場所から視線を右側にずらすと、


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草むらがこんもりした場所があって、その先に草がほとんど生えていない場所がある。


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ほとんど生えていない場所はおそらく人為的に草刈りをしていなくても、草があまり生えないのだろう。

そんな中で単子葉の草が目立っているのは、ケイ酸の吸収が上手で光合成の効率が高まっているから、紫外線や乾燥状態に強いのかな?なんて事を思ったりする。

トマトにケイ素を施用した時の効果を考えてみる

植物由来のケイ酸塩鉱物、プラント・オパール

植物が有害な紫外線から身を守る為のフラボノイド




前置きはここまでにしておいて、草をマジマジと見てみよう。


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イネ科の芝らしき草が地を這うように伸長している。

しかも、草原とは反対方向の植物にとっては過酷であろう方向に向かってだ!


この草はいずれは朽ちて、土の一部になるだろう。

そうしたら、そこに新たな草が芽生えて、いずれは草原が広がっていくかもしれない。


この草から開拓者魂を感じる。

少し伸長しては原基から根を刺し、更に伸長を続ける。

不定根は最後の手段