プロテインは何からできている?までの記事で筋疲労の軽減、筋プロテインの回復やプロテインの種類を見てきた。

市販のプロテインは主にホエイプロテイン、カゼインプロテインとソイプロテインがあるらしいが、ここで気になってくるのが、


ダイズ由来のソイプロテインで、除草剤の散布によってプロテイン内のアミノ酸組成に影響を与えるか?ということ。

というわけで、朝倉書店 新版農薬の科学を引っ張り出して、アミノ酸合成、特にBCAAの合成に影響を与える除草剤があるか?を調べてみた。




植物のBCAAの合成を制御する除草剤として、ALSを作用点とする薬剤があった。

ALSとはアセト乳酸合成酵素を指し、BCAAのアミノ酸群(イソロイシン、ロイシンとバリン)の合成を阻害する。


ロイシンの合成の方に注目すると、


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解糖系でグルコースから生成されるピルビン酸から


Ed (Edgar181) - 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, リンクによる


アセト乳酸になり、あと6ステップ程反応した後に、


Panoramix303 - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる


ロイシンが生成される。


ALS阻害剤はピルビン酸からアセト乳酸に合成される過程を阻害する。




次に気になるのは、



ダイズの栽培で一般的にALS阻害剤が使用されているか?だろうか。

ALS阻害剤のうちのイミダゾリノン系(IMI)とダイズで検索をしてみたら、イミダゾリノン系除草剤耐性ダイズ BPS-CV127-9(飼料)に係る食品健康影響評価について - 農林水産省という評価報告にたどり着いた。


遺伝子組み換え作物で、ALS阻害剤耐性のものがあるのね。

色々と遺伝子組み換えをしているのだなと関心した。


本題の実際の栽培ではどうなのか?についてだけれども、そのうち機会があったら再び調べることにしよう。