最近、我が家では綺麗な石や不思議な石を探してくるのが流行っている。

休みの日の前日にどこに行くかを決め、そこでどのような石があるかを予想する。


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摂津峡の巨岩を盾にして


近所に摂津峡がある。

例えばここでは、現地には花崗岩とホルンフェルスがあって、上流には砂岩、泥岩、チャート、石灰岩や緑色岩があることがわかっている。

摂津峡のホルンフェルス

高槻の原大橋付近のメランジュ

枕状溶岩の空隙にはゼオライトが充填されている


そんな中で息子が


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赤くて表面がザラザラした石を拾ってきた。

色から鉄を多く含むチャートが思い浮かんだけれども、表面にガラス光沢がない上、割れ目が鋭利ではないのでチャートではない。


もしかして摩耗したレンガか?と頭に浮かんだ。

これが石なのかレンガなのか?の判断が出来ないことが悔しい。




高槻の摂津峡の近くにはあくあぴあ芥川(あくたがわ)という高槻市営の自然史博物館がある。

あくあぴあ芥川/高槻市ホームページ


入り口に芥川(摂津峡を流れる川)にある石の展示があったので見に行ってみた。

ここで表面がざらついていて赤い石はレンガと酸化した緑色岩があることを知った。


P2110133


これを接写で撮影してみたら何かわかるかもしれないと見てみたら、


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黒っぽい箇所が太陽の光を反射して緑色っぽく光っていた。

これはレンガではなく、酸化した緑色岩か?


となると、


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所々にある白っぽい箇所はゼオライトだったりするのか?

枕状溶岩の空隙にはゼオライトが充填されている


川の近くに自然史博物館があるという摂津峡と芥川にはわかりやすい知見がたくさんあるかもしれない。

レンガと酸化した緑色岩を即座に見分ける程の鑑定眼が欲しいものだ。


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