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開聞岳から降ってきた恵みまでの記事で九州南部にある開聞岳の麓に近づけば近づく程、畑の土壌には小石が増えていくという内容を記載した。


開聞岳周辺の土質は未熟黒ボク土という分類になっている。

小石が多くて、トラクタの刃がすぐに消耗してしまうので、栽培は非常に厄介らしい。


それを踏まえた上で今回の話に入る。

開聞岳周辺の土壌の小石は開聞岳の火砕物であると判断しても良いはずで、開聞岳自体がおそらく安山岩質であるはずだから、火砕物も安山岩質であると見て良いはず。


この視点を元に個々の石に接近してみると、


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よくよく見ると様々な石があって、


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今まさに風化中の小石も多数見られる。


安山岩質的な火砕物には斜長石、角閃石や磁鉄鉱が多く含まれているはずなので、まさに今、栽培に必要なミネラル分が溶け出しているのだろうな?とイメージしたくなる。


さらに


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後々、微細な火山ガラスとして出てくるのだろうか?というイメージを彷彿させるものもところどころ見られ、

黒ボク土は本当に良い土なのか?前編


まさにこれからの土という感じがしてならない。

とはいっても、これらの石がトラクタの刃を速くに消耗させるのは経営上よろしくないので、速くに風化して、溶け出した養分を腐植が捉えるという手法を編み出せれば良いだろう。


石はどうやったら急速に風化するのだろうか?