藻類とは何だろう?の続きで、
今回は海での藻類の光合成について触れてみる。
前回、海の表層にいる微細藻類の行う光合成、つまりは二酸化炭素の消費と有機物の生産量は、陸上の植物らに匹敵する程の量だと推定されている。
藻類は海における食物連鎖の根本にあるため、海の様々な生物の餌になる。
陸上の食物連鎖と異なる点として、
食物連鎖時に発生する各種有機物は二酸化炭素として大気に戻るものが一部、海底へと沈降していくものも無視できない量あると推定されている。
海底へと沈降した有機物は深海の生物に利用されるだろうけれども、深海の生物もまた糞をする。
その糞はいずれ更に深いところに堆積するのだろう。
堆積したものはいずれアーキアによってメタンになり、メタンハイドレートになっていくのだろう。
もし、人が化石燃料等の使用で二酸化炭素の放出が無かったとしたら、自然は酸素が自然に増加するようになっているのだろうか?
微細藻類を見てそう思った。
山の鉄が川を経て海への話へと続く
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