以前、カカオハスクという資材をいただいたので、
こんな感じで土表面を被覆してみた。
そうしたら、
一週間後あたりで、土表面にコケが急速に広まったり、カビが生えはじめた。
発芽したばかりの作物にはきつい環境になってしまった…
あぁ、使い方を間違えたようだ…
というか、この時にカカオハスクという資材のポテンシャルというものを感じた。
おそらく、この資材は被覆ではなく、栽培開始前の堆肥としてでもなく、栽培終了後のお礼肥えならぬ、お礼堆肥にすると劇的に改善するのではないか?と
カカオハスクは単体で水分を持つにも関わらず、土を硬く締めることはなく、むしろ堆肥的な働きで土同士のつながりが弱まり、細かくふかふかな土になる。
これだけだったら、他の堆肥でも同じじゃね?ってことになるけど、
周囲の草を枯らすほど、カビが生えやすい資材ということで、このカカオハスクにはどうやら糖がびっしりと付着している可能性がある。
たしかに、カカオハスクを撒いている時、周囲が甘い香りに包まれた。
糖がびっしりと付いているからこそカビが生えやすい。
となると、土を柔らかくしつつ、水を保持して、糖質をたくさん含む。
これらの条件を活用したい箇所と言えば、次の作付けまでの間に仕込むであろう資材を土となじみやすくするために土壌の微生物にしっかりと分解してもらうことで、
カカオハスクは他の資材と混ぜても、くっつきあわず空気の層を常に残しておいてくれる。
予想が正しければ、カカオハスクは残留肥料の洗浄として役に立つはずだ。
今、こんな感じの栽培後に入れると良さそうな資材を探している。
ここでいう残留肥料というのは、もちろん牛糞堆肥だ!