住んでいるところのすぐ横に山があって、そこの林床にアザミが咲いている。
タネが欲しくて、定期的にここのアザミの群生を確認しに行っている。
アザミは主要蜜源としてのアザミの記事で記載した通り、
・北海道における主要蜜源の一つで、養蜂においてレンゲと同様に草本類で山に植林せずとも蜜源を確保できる。
・サクラの花が散って蜜源が減る5〜7月に開花する。
→主要蜜源のレンゲの開花後がアザミの開花の時期
・キク科で丈夫なイメージ
といったことで、昨今騒がれているミツバチ問題を解決する可能性があるのではないか?と捉えている。
という大義名分はここまでにしておいて、もう一つアザミに注目しているのは、
アザミはチョウと相性が良い花として有名で、大型のキレイなチョウが集まる傾向にある。
というわけで、未就園児の子らとアザミの前でチョウが訪れるのを待つというのも日課になっている。
※上の写真は5歳の長男がOLYMPUS TOUGH TG-4を構え、チョウの動きを観察しながら待機して撮影した
すぐ横の山にキレイなチョウが訪れているのなら、庭でアザミが開花したらきっとキレイなチョウが来るだろうと期待している。
昨日、アザミの横にある木の根元で、
長男が羽化しかけの蛹を見つけた。
どうやら落ち葉と一緒に落ちてきたようだ。
虫かごに入れて観察していたら、夕方あたりに
チョウが羽化した。
チョウの翅が開くのをずっと見ていたら、
キレイなアオスジアゲハであろうチョウだった。
庭に採種したアザミのタネを撒いたので、キレイなチョウが訪れることを楽しみにして待つことにする。