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会社名としてよく聞くキノコにマイタケというものがある。

このマイタケというキノコが気になったので調べてみることにした。


マイタケはトンビマイタケ科に属するキノコで、小学館の図鑑NEO きのこによると、


P7140003

伐採された木の幹にキノコ


カワラタケや


PA070107

木の根元にサルノコシカケ


サルノコシカケと近縁の扱いになっていた。




マイタケの見られる環境は生きているブナ科の大木の根元であるらしく、根元に堆積した有機物を餌にしている腐生菌で(木材腐朽菌)あるらしい。


某企業の人工栽培によってどこでも見られるようになったが、


PB030058

若山神社のシイ林


ブナ科の大木の根元という事はマイタケの生育環境は森の奥深くになるわけで、珍しいキノコであったそうで、見つけた時に舞ってしまいたくなる程嬉しいから、マイタケと呼ばれるようになったそうだ。


腐生菌であるため、広葉樹のおがこで菌床栽培が可能だそうだ。




マイタケの栄養価を見ておく。

マイタケ#栄養価 - Wikipediaによると、

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ビタミン類やミネラル、食物繊維に富み、特に亜鉛、ナイアシン、ビタミンDを多く含む。食物繊維を構成する多糖類βグルカン、マイタケDフラクションの一部は身体の免疫力を高めるなど、さまざまな効果があるとする研究もなされている

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マイタケ#栄養価 - Wikipediaより抜粋

と記載されていた。


マイタケDフラクション(MDと略されることが多いらしい)というのは、基本構造がβ-1,6を主体としたβ-グルカンであるそうだ。

宿前利郎 真菌β-1,3-グルカンの構造と生物活性 薬学雑誌 120(5) 413-431(2000)

酵母β-グルカンを理解する為にグリコシド結合を見る


詳しい内容は見ていないが、キノコは種類によって栄養価が異なるのか?で挙げたキノコを食せば風邪の予防に繋がるという話題で、マイタケを食べても風邪の予防に繋がると言えそうだ。