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ナツミカンとは何か?の記事でナツミカンについて触れた。

せっかくの機会なので、もう少し触れておくことにしよう。


最初にWikipediaからナツミカンの栽培の歴史のうちの日本伝来について見ておくと、

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江戸時代中期、黒潮に乗って南方から、山口県長門市仙崎大日比(青海島)に漂着した文旦系の柑橘の種を地元に住む西本於長が播き育てたのが起源とされる

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ナツミカン#歴史 - Wikipedia

と記載されていた。


漂着したカンキツのタネを育てたという時点で、ナツミカンの歴史は面白過ぎるだろという気持ちは置いといて話を進める。

このナツミカンが盛んに栽培されるようになったきっかけというのが、山口県の萩で幕末から明治にかけて禄をなくした失業武士たちの仕事として始まったのがナツミカンの栽培であるらしい。


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今でも萩市では塀の横にナツミカンの木が植わっている風景を見ることが出来るそうだ。

【ガイドとめぐる萩のまち】 萩といえば夏みかん!夏みかんをめぐるまち歩き|萩市観光協会公式サイト|山口県萩市


前回の記事で触れた通りでナツミカンは夏に食することが出来るカンキツであり、脚気(かっけ)に有効であるとか、他の地域では育てにくいといった事から大変高価な果実となったそうだが、ここで気になってくるのが萩市の地質だろう。


ということで調べてみたら、



萩の城下町がある平野周辺の山の大半が玄武岩のような苦鉄質の岩石で構成されていた。

萩 - 20万分の1シームレス地質図V2


この知見がどこで役に立つかわからないので、頭の片隅に入れておくことにしよう。