時々、農業用の鉄パイプがサビてボロボロになっているものを見かける。
剥がれ落ちた粉は酸化された鉄であるので、
水稲の田に粉を散布したら、メタンの発生を抑えつつ、窒素肥料の節約になるのではないか?と思っている。
ただ、私自身、工業製品に詳しくないので、農業用のパイプは本当に鉄製なのか?のレベルからわかっていないので、材料が何でどのような加工がされているのか?を丁寧に見ていくことにする。
とりあえず、名称がわからなければ何も始まらないということで、農業資材とパイプで検索をしてみたところ、下記ページによりガルバリウム、ノンクロムメッキ鋼管という名称があることがわかった。
直管パイプ|直管パイプ・中ジョイント|通販で買うビニールハウス・パイプハウス・農業資材
わからない単語が多すぎて、よくわからない。
とりあえず、鋼管から押さえていくことにしよう。
鋼に関しては鉄の炭素量とは何か?の記事で触れたことがある。
製鉄をする際に炭素源を加えて丈夫にする過程があるらしいが、鉄に含まれる炭素の比率によって名称が変わり、炭素量 0.02 〜 2.1%のものを鋼と呼ぶそうだ。
ここでいう炭素は土に混ぜても良いものなのか?
製造工程と商品|JFEスチール株式会社によると、製造過程で炭素源らしきものを混ぜているのはコークスの過程になるので、鋼の炭素源もおそらくコークス(石炭)と見て良いだろう。
土に石炭を混ぜても良いものなのか?は微妙だけれども良しとする。