愚者の金までの記事で土壌に含まれる硫黄に関しての内容を記載した。
上記リンク先の記事では硫化鉄(FeS2)という鉱物として土壌に含まれているという内容であったが、土作りを行った土壌での硫黄の保持について気になったので調べてみた。
イオウを貯める土・貯めない土 - 国立研究開発法人森林研究・整備機構に拠ると、
黒色土で硫黄の保持能力が高いという記載があった。
これは含有アルミナ鉱物に因るものだろう。
併せて、土壌に保持されている硫黄の形態の例として、
Ben Mills - 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, リンクによる
芳香族アミノ酸であるチロシンの右上にある-OH基と
YinY. - 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, リンクによる
硫酸イオンの硫黄(S)と酸素(O)が単結合した箇所のOとエステル結合(スルホン化?)したエステル態硫黄のフェノール酸スルファートが挙がっていた。
上の化合物が土壌中の+に荷電した箇所とイオン結合したり、腐植酸に取り込まれたりして、土壌中に存在しているのだろうか?
次に気になるのが、硫酸エステルは誰が合成しているのか?
硫酸エステルは植物にとって利用しやすい形状であるのか?
ここらへんの知識を強化していく必要があるな。