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沖縄県産カカオのチョコレートは非時香菓であると言いたいの記事でチョコレートは現代の非時香菓のようだと記載した。

この内容が頭に浮かんだ時、普段から頻繁にチョコレートを食べているけれども、


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・チョコレートがどうやってできているのか?


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・チョコレートとココアは何が違うのか?

・そもそもココアはチョコレートと関連があるのか?

なんて事が頭に浮かび、チョコレートの事を全く理解していないという事が気になった。


というわけで早速、


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幸書房から出版されている佐藤清隆 古谷野哲夫著 カカオとチョコレートのサイエンス・ロマン 神の食べ物の不思議を入手した。




本を読み始め、序章でいきなり素晴らしい内容に出会った。

その内容というのが、チョコレートの原料となるカカオの学名の話題で、学名はTheobroma cacaoであるらしい。


学名の意味を見てみると、Theobromaはギリシャ語で「神(theos)の食べ物(broma)」の意味になり、学名を提唱した生物学者のリンネがカカオから神々しさを感じ取ったのだろう。

※もしくはカカオの自生地でカカオが神格化されていたか?

カカオ - Wikipedia

カール・フォン・リンネ - Wikipedia


カカオの学名が既に神々しいので、カカオに纏わる歴史を読み始めるのが更に楽しみになった。


現時点でチョコレートに関して書きたい事が他にもあったが話が長くなるので、今回はここまでにしておく。