中学生向けのプログラミング教室でJavaScriptを使って、一つのアプリを仕上げられる人がチラホラと出始めた。
選択肢の一つとして、デスクトップ向けのアプリをと思い、
JavaScript + HTMLで書いたものをパッケージングできるNW.jsを見てみることにした。
手始めにUbuntuで動かせるか確認してみる。
NW.jsはNode.js用のパッケージマネージャであるnpmを利用してインストールするらしい。
Node.jsはサーバサイドでのJavaScript環境である。
ということでやってみる。
端末を開いて、Node.jsとnpmをインストールする
sudo apt-get install nodejs sudo apt-get install npm npm -v
npmがインストールされていれば、npm -vでインストールされたバージョンが表示される。
続いて、nw.jsのインストール
mkdir nwsample cd nwsample npm install nw
しばし待つと、nw.jsを動かすために必要なファイルが指定のディレクトリ内にダウンロードされる。
ダウンロード後に
emacs index.html emacs package.json
でnw.jsのファイル群が配置されているディレクトリにindex.htmlとpackage.jsonを作成する。
各ファイルの記述例は下記の通り
index.html
<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>Hello World!</title> </head> <body> <h1>Hello World!</h1> We are using node.js <script>document.write(process.version)</script> </body> </html>
package.json
{ "name":"nwjs-sample", "main":"index.html", "scripts":{ "start":"nw" } }
各ファイルの準備後、端末でnw.jsを実行してみると、
npm start
ウィンドウが開き、index.htmlで記述した内容が表示されている。
ランチャーにNW.jsのアイコンがあったので、
これをランチャーに登録してみて再度クリックしてみたところ、
ウィンドウが立ち上がり、同じ画面が表示された。
う〜ん、
端末を介している時点で敷居が高いな。
他の方法を検討してみよう。