SOY Shopのユーザから管理画面上でJANコードのバーコードが出力できればいろいろと便利になる。
という話題が挙がりまして、早速、SOY Shopで登録した商品毎にJANコードを生成できるプラグインを作成してみました。
プラグインの詳細に入る前にJANコードについて触れておくと、JANコードは「どの事業者の、どの商品か」を表す、世界共通の商品識別番号のことで、JANコードの規格によって桁数は様々だが、とりあえず13桁のJANコードを挙げると、企業毎に振り分けられた9桁+弊社内で任意に決めた通し番号3桁(001~999まで利用可能)+チェックデジット1桁(計算式で算出)の合計13桁のコードとなる。
チェックデジットは入力された内容の誤りの検知に使うらしいが、今回の記事では触れないことにするので興味があれば検索してみて下さい。
雑な説明であったけれども、JANコードについて一通り触れたので今回作成したプラグインの方に話題を移す。
商品JANコード用バーコード生成プラグインをインストールすると、
商品詳細画面にJANコードの入力フォームが出力されます。
このフォームに商品毎に割り当てるJANコードを入力すると、
JANコードを元にバーコードが生成されます。
早速、生成したバーコードを読んでみる。
Champtek社のCCDバーコードリーダーSD120をASUSのTransBook Mini T102HAに繋いでバーコードを読み込んでみると、
タブレットの画面に読み込んだバーコードの数字が表示されました。
ASUS TransBook Mini T102HA | 2-in-1 製品 | ASUS 日本
ちなみにChamptekのCCDバーコードリーダーSD120はAmazonで約3000円程で購入しました。
読み込みは標準設定のままで使用することができました。
今回対応分を含んだパッケージは下記のサイトからダウンロード出来ます。
追記
今回紹介したプラグインのバーコードの生成はPHP Barcode Generatorを利用しています。
追記2
JANコードの登録とバーコード画像の生成は行えるようになりましたが、SOY Shopの標準機能としての用途は決まっていません。
活用できるアイディアがあれば、お問い合わせフォームからご連絡下さい。
https://saitodev.co/soycms/inquiry