近所の植物園で菊花展があったので行ってきた。
菊というものは奥が深いもので、
自分の解釈が間違えていなければ、
江戸時代に庶民の間で流行った園芸ブームの一つで、
その中でも活発だったのが、
江戸、伊勢と肥後だと認識している。
で、
菊というのは上に挙げた江戸、伊勢と肥後の品種があって…
なんて前置きはここまでにしておくか!
肥後菊が咲き始めていた。
原種に近い菊と比べて花弁の枚数が何か少ない気がするけど…
いやいや、
これは花弁だけど、他の植物でいう花弁とは違って、
実際には花なんだけど、それは今は置いておこう。
細い舌状花を徹底的に細く追及した形状。
花はこんもりと華やかにすればいいという流れを反する潔さ。
これから出会う他の菊らと一線違うこの特徴が何とも美しい。
P.S.
菊花展は京都府立植物園で開催されており、
2015年11月15日まで