カテゴリー : 土壌分析

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土壌が酸性でないところでもスギナが繁茂した

昨日、下記のような話題が挙がった。スギナは酸性土壌を好むらしい畑のど真ん中にスギナが繁茂している畑がある。スギナは酸性土壌の指標だと言われているけれども、栽培終了後の土壌分析のpHの値を確認すると理想値で、おそらく栽培中でもpHは下がらなかったのに何で?スギナはpHは関係ないんじゃないの?という話題になった。統計データを扱う時は最初に数字、その後にその数字の要因は何か?の手順で考察しなければ真実に近づかないのは常ということで、スギナの発生の...

 

苦土が多い不思議な砂質土

福岡県糸島市で一緒に来て欲しいと言われた畑に行ってきた。この土壌分析の結果は事前に渡されたものだ。測定の方法が正しいとして、苦土(マグネシウム)の量が人為的に施肥していくものではない。この手のパターンは京都北部の舞鶴の蛇紋岩の地域に似ているが、それにしてはカリウムが多い気がする。京都北部の舞鶴全般の土壌の考察事前に見ておいた地質図を挙げておくと、20万分の1日本シームレス地質図辺り一面花崗岩(ピンク)の地域であって、南の方に...

 

栽培と枯草菌

前回までの記事でクオラムセンシングやバイオフィルムを見てきて、これらの知見が栽培で応用出来ないかと色々と検討してきた。植物の根と枯草菌のバイオフィルム最後に昔から言われてきた根圏の微生物との共生でみすず書房のこれからの微生物学 マイクロバイオータからCRISPERへに記載されている内容の紹介で締めることにしよう。上記の本の98ページの細菌と植物の成長の話題に下記の記載がある。/**********************************...

 

京都北部の舞鶴全般の土壌の考察

先日の京都北部の舞鶴での勉強会で話題に挙がったグローバック栽培で、気になる点があったのでメモとして残す。舞鶴の万願寺唐辛子等の栽培者向けに土壌分析と施肥設計の話をしましたグローバック栽培は土から離れ、土耕ではないので、水耕栽培として扱われる。水耕栽培といえば、水耕栽培の培地は露地栽培の堆肥として再利用できるか?ベットを用意して、その上に培地と栽培開始前に資材の調達で費用がかかるが、グローバック栽培は袋詰された培地を地面に置く形式なの...

 

宮城県の肥料関係者向けに施肥設計の話をしました

京都農販のアドバイザーとして、宮城県の肥料関係者向けの施肥設計の話をしました。普段お話をさせていただいています基肥設計の背景にある考え方の話をしました。施肥設計の見直しで農薬防除の回数は確実に減らせるお互いに向上できればと思います。

 

仙台市内で肥料関係者向けに施肥設計の話をしました

京都農販のアドバイザーとして、仙台市内のセミナールームで肥料関係者向けの施肥設計の話をしました。お互いに向上できればと思います。

 

土壌分析アプリSoil3 on SOY Shop

以前から開発していた土壌分析アプリSoil2ですが、調査を兼ねて大幅に改修してSoil3を開発しました。※Soil3はSOY Shopのマイページの拡張として動作します土壌分析アプリsoil2 by GoSoil3でできることをまとめると、事業所や各ほ場を登録し、住所、面積やGoogle Mapsと連動して、位置情報とストリートビューの向きを設定する。これによりアプリを介して畑の土の色や周囲の情報を現地に行かずともある程度把握することができる。...

 

熊本JAやつしろの栽培者向け勉強会で施肥設計の話をしました

縁あって、農業県、熊本のJAやつしろで栽培者向けの肥料の勉強会の講師として呼んで頂きました。※京都農販の技術顧問という立場で呼ばれています。JAやつしろ - 八代地域農業協同組合 -JAやつしろでは養液栽培やシステム化の方向に向かいつつある時で、ロックウールによる栽培も増えつつあるところではありますが、土耕 + 養液栽培であれば元肥の重要性は高いです。元肥を見直し、肥効のパフォーマンスを高めて秀品率向上に貢献できれば幸いです。勉強会を開催していただいた...

 

鹿児島中央で肥料関係者向け勉強会で施肥設計の話をしました

京都農販のアドバイザーとして、鹿児島中央付近のセミナールームで肥料関係者向け勉強会で講師をしました。テーマは京都農販での基肥の施肥設計での背景にある考え方を主題として話し、メジャーな肥料の残留性を肥料名から判断するといった内容を副題としています。設計時にどのような理論を採用しているかを明確にすることによって、フィードバックを効率的にしつつ、新技術の採用の判断も的確に行えるようになります。これらの話を元にお互いに切磋琢磨し、理想の手というものを探っていければと思...

 

土壌中の腐植量はどのように測定されているのか?

基肥の自動計算に挑戦してみるで基肥の自動計算の要素の一つの腐植がどのように測定されているか調べる必要がある。というわけで、腐植の測定法でどのようなものがあるか調べてみた。土壌中腐植物質の簡易測定方法の開発 - 群馬県立産業技術センター研究報告(2010)という論文が検索に引っかかった。※以後の画像は上記の論文からの引用腐植の測定方法の前に腐植の構造を見ておくと、あくまでモデルですが、上記のような構造になっている。複雑な構造の末端にはカルボキシル...

 

栽培と畜産の未来のために補足

栽培と畜産の未来のために2前回の内容を読んだという前提でいきなり補足どの家畜の排泄物に問わず、家畜は穀物の飼料を食べる。穀物の中には貯蔵性リン酸があって、家畜糞堆肥で土作りを行うと、続・もう、牛糞で土作りなんて止めようよEC値の他にリン酸の数値も極端に高くなる。貯蔵性リン酸ということだけあって、貯蔵性が高く土壌でもなかなか分解されにくい。つまりは、家畜糞 → 緑肥で家畜糞のデメリットを回避しつつ土作りをしたとしても、EC値は問題なくできたとしてもリン酸値...

 

アンモニア態窒素を使うときは根を意識すべき?

土壌のCECはどうやって測る?CECを測定するとき、標本の土に対して、一度酢酸アンモニウムで土に付いているミネラルをアンモニウムと交換する。塩化カリウムで再度交換して、はがれたアンモニウムを定量するとあった。ここでいう交換というのは、陽イオン交換を指すわけで、(H+は有機酸を意味しています)土壌に吸着されていた要素をはがして、植物が土壌の肥料分を吸収する時と同じ原理を利用している。マイナス増やして、大事なものを蓄えろ根酸が炭酸塩を溶かすとなるとだよ。酢酸ア...

 

土壌のCECはどうやって測る?

土壌中のカルシウムの測定法土壌分析のグラフを眺めていた時、ふとCECはどうやって測定しているのだろう?って思ったので、測定方法を読んでみた。とその前に、CEC(保肥力)が何なのか?の記事を書いておく。マイナス増やして、大事なものを蓄えろ土壌中でミネラル(陽イオンの養分)をどれだけ保持できるか?の値ね。で、測定方法は陽イオン交換容量(CEC)の測定原理陽イオン交換容量は土壌のもつ陰イオン電荷の総量をあらわすものである。この測定は、酢酸アンモニウム溶液を用い、土壌の交...

 

土壌中のカルシウムの測定法

続・もう、牛糞で土作りなんて止めようよ前回、土壌中のリン酸の量を測定する方法を記載した。その際に土壌中のリン酸はリン酸イオンの測定、つまりはリン酸イオン濃度を測れるだけで、有機態リン酸の量は測れないらしい。今回はカルシウムの測定はどんな感じなのか?調べてみる。カルシウム(石灰)の測定は交換性石灰の測定原理OCPCはアルカリ性でCa2+と錯体を形成し、紫赤色を呈するのでこれを測定する。本法は 8-オキシキノリンを添加することにより、Mg2...

 

続・もう、牛糞で土作りなんて止めようよ

土壌分析アプリsoil2 by GoGo言語で書いてみた土壌分析の結果を表示するアプリ試運転の為にいくつかサンプルを入れていたところ、そこらに出回っているエクセルシートの計算式と同じようなグラフになった。ということで、牛糞で土作りをして、鶏糞主体の肥料で追肥しているもう、牛糞で土作りなんて止めようよ塩噴いている土壌の数値を突っ込んでみた。(サンプルはこの土壌の悪かったところから採取)すると、青いグラフが測定値で、グレーのグラフが各要素の目標値こんな感じだっ...

 

土壌分析アプリsoil2 by Go

最近、土壌分析の各値が植物学的にみてどのような影響があるのか?という話をする機会が増えた。(土壌分析の話ではない)土壌分析で施肥の癖を知る話はしたはいいが、土壌分析を行う人が増えると何かと大変らしい。土壌分析の測定後の入力が手間らしく、それを軽減できたらもっと行う人が増えるだろうと。ということで、各値を入力したら、こんな感じでグラフ化するWebアプリを開発しました。(公開形式については身内のみ公開にする予定です)...

 

土壌分析で施肥の癖を知る

かね正アグリシステムさんで土壌分析についての話をさせていただきました等で土壌分析の話をさせていただいていますが、土壌分析自体、あまり意味のないものだと思っています。いや、思っていました。理由は、土壌分析で畑の状況を把握するということをよく言われるが、統計学を少しでもかじったことがある人なら絶対に思うはず。畑って広いでしょ。広いところでデータをいくつかとってそのデータの標準偏差をみてデータの信ぴょう性を確認して…いやいや、一枚の畑で何個データを取れば、統計的に正しい数値を...

 

ECはどれくらいから警戒するべき?

お~いお茶のEC値は0.6S/mらしいEC値、それは土壌にどれくらい肥料分が残っているかを調べる指標だということは分かった。ここでいう残留肥料は水に溶けていて、イオンになっているものの濃度ね。ということは、炭酸石灰(石灰石)といった鉱物は測定の範囲外なの?という質問が出てくると思うけど、おそらくイエスだろう。でね、知らない間に溜まっている石灰EC値が高すぎると、こんな感じで土壌の浸透圧が高まって、ここにいる植物は土から水を吸...

 

お~いお茶のEC値は0.6S/mらしい

測定器があれば測定したくなるのが人の心情というもので、土壌のEC値を測る器械があったので、持ち主である京都農販の方が伊藤園のお~いお茶にECメータを突っ込んでた。驚くべきことにEC値はなんと0.6S/m!高い、高い!と軽く盛り上がったけど、こんな感じで色の付いた水溶液だ。冷静になって考えたら当たり前のことだよね。って、何か置いてきぼり感のある文章を書いてしまったけど、そもそもECって何だよね?...


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