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土壌中の微生物は硫黄を含む化合物を合成するか?の続き

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本記事は、土壌中の微生物が合成する硫黄化合物について、前回のマイコチオールに続き「エルゴチオネイン」を深掘りします。エルゴチオネインはヒスチジンに似た構造を持ち、土壌中の硫酸根を微生物が利用してメルカプト化する可能性を考察。この化合物は強い抗酸化作用やオスモライト様の機能を有します。さらに、植物が共生菌を介して土壌からエルゴチオネインを吸収・蓄積することが示されており、年々猛暑が厳しくなる現代において、その重要性が高まっていると結んでいます。

 

穂いもちの発生に対して殺菌剤を使用して良いものか?

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長雨による日照不足で稲のいもち病被害が懸念される中、殺菌剤使用の是非が問われている。殺菌剤は土壌微生物への悪影響や耐性菌発生のリスクがあるため、代替策としてイネと共生する窒素固定菌の活用が挙げられる。レンゲ栽培などで土壌の窒素固定能を高めれば、施肥設計における窒素量を減らすことができ、いもち病への抵抗性向上につながる。実際、土壌改良とレンゲ栽培後の稲作では窒素過多の傾向が見られ、減肥の必要性が示唆されている。今後の課題は、次年度の適切な減肥割合を決定することである。

 

メタリジウム属糸状菌は植物と共生する

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殺菌剤の使用は、しばしば害虫による食害被害の増加につながる。これは、殺菌剤が害虫の天敵である菌類も殺してしまうためである。例えば、うどんこ病菌に感染したアブラムシは、特定の菌類に感染しやすくなり、結果的にアブラムシの個体数が抑制される。しかし、殺菌剤を使用すると、この菌類も死滅し、アブラムシの個体数が増加、ひいては作物への被害拡大につながる。同様に、殺虫剤と殺菌剤の併用は、拮抗菌を排除し、標的害虫の抵抗性を高める可能性も示唆されている。つまり、病害虫防除においては、殺菌剤の安易な使用を避け、生態系のバランスを考慮した総合的な対策が重要となる。

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