ブログ内検索

プログラミング教材開発
大阪府高槻市原地区で肥料教室を開いています
検索キーワード:「竹野町田久日」
 

限りなき旅路

/** Geminiが自動生成した概要 **/
10年間毎日投稿を続けた筆者が、節目を振り返ります。この10年で最も印象深かったのは「緑色片岩」との出会いです。全国各地を巡り、土の始まりである母岩の理解を深める中で、それが農業生産性、特に稲作の品質と密接に関わることを発見しました。また、緑色の岩石には興味深い地域の伝承や日本の歴史との繋がりがあることも知りました。得られた知見を協力者の田で実践し、米の品質・収量を地域トップクラスに向上させ、講演の機会も得ました。今後は知見を共有し、学びの「限りなき旅路」を続けると結んでいます。

 

鴫山の姫塚と緑色片岩

/** Geminiが自動生成した概要 **/
四国西予ジオパークのガイドブックで紹介されている鴫山の姫塚は、緑色片岩(青石)で作られた祠です。京の姫を祀っており、姫は亡くなるまで毎日、緑色片岩に法華経を書き写していたそうです。興味深いことに、姫塚のある鴫山には緑色片岩は存在しません。海岸から運ばれたと考えられていますが、なぜ緑色片岩が使われたのか、信仰との関連性が気になります。緑色片岩は、古代より石器の材料として使われていた歴史があり、特別な意味を持つ石だったのかもしれません。

 

弥生時代の人たちは緑色凝灰岩を好んだか?

/** Geminiが自動生成した概要 **/
丹後半島の奈具岡遺跡からは、水晶や緑色凝灰岩製の玉類が出土しており、弥生時代の人々がこれらの石を珍重していたことが伺えます。緑色凝灰岩の主成分である緑泥石は、海底火山活動に由来し、その緑色は鉄分に由来します。緑泥石は、古くから世界各地で装飾品や祭祀具に用いられてきました。その理由は、緑色が生命力や再生を象徴する色とされ、また、緑泥石自体が持つ独特の質感や模様が、人々の心を惹きつけてきたためと考えられます。

 

緑色凝灰岩と黒鉱鉱床と祭器

/** Geminiが自動生成した概要 **/
緑色凝灰岩は銅や石膏の採掘に適した岩石で、古代では祭りを行う上で重要な祭器の材料として使用されていた。緑色凝灰岩の主成分である緑泥石は良質な肥料としても利用され、古代人の生活に大きく貢献した。また、緑色凝灰岩が分布する地域では、銅剣や銅鏡の材料となる銅や、青銅鏡の材料となる石膏が採掘されていたことが明らかになっている。

 

緑泥石という名の粘土鉱物

/** Geminiが自動生成した概要 **/
この記事では、緑泥石という粘土鉱物について解説しています。緑泥石はグリーンタフ(緑色凝灰岩)、緑色片岩、緑色岩などに見られる鉱物で、2:1:1型粘土鉱物に分類されます。一般的な2:1型粘土鉱物(スメクタイト、バーミキュライトなど)はCEC(陽イオン交換容量)が高い一方、緑泥石はCECが非常に低いのが特徴です。これは、2:1型構造の層間水があるべき場所に、緑泥石では八面体が挿入されているため、膨潤性が弱くCECも低いと説明されています。記事では粘土鉱物の基本構造(SiO四面体、Al八面体)や1:1型、2:1型構造についても触れ、緑泥石の構造を図解して分かりやすく解説しています。最後に、緑泥石の興味深い知見については次回に持ち越しとしています。

 

竹野のグリーンタフを見ながら土の形成に思いを馳せる

/** Geminiが自動生成した概要 **/
黒ボク土は、火山灰土壌であり、保水性、通気性、排水性に優れ、リン酸固定が少ないため、肥沃な土壌として認識されている。しかし、窒素供給力が低いという欠点も持つ。黒ボク土壌で窒素飢餓を起こさないためには、堆肥などの有機物施用と適切な土壌管理が必要となる。 記事では、鳥取砂丘の砂質土壌に黒ボク土を客土した圃場での栽培事例を通して、黒ボク土の特性と砂質土壌との比較、土壌改良の難しさについて考察している。黒ボク土は砂質土壌に比べて保水性が高い一方で、窒素供給力が低いことから、窒素飢餓対策が必要となる。また、砂質土壌に黒ボク土を客土しても、水管理の難しさは解消されず、土壌改良は容易ではないことが示唆されている。

 

山陰海岸ジオパークの竹野町田久日のグリーンタフ

/** Geminiが自動生成した概要 **/
鹿野(2018)は、グリーンタフの層序学的枠組みと関連する地質学的事象を概説している。グリーンタフは、日本列島の中新世前期の火山活動と密接に関連し、西南日本に広く分布する緑色に変質した火山砕屑岩である。その形成は、背弧海盆の拡大とそれに伴う火山活動、堆積作用、続成作用、変質作用によって特徴づけられる。グリーンタフの層序は、下位から上位に向かって、非変質火山岩類、モンモリロナイト粘土を含む層、緑色凝灰岩、そして珪藻質頁岩へと変化する。この層序は、海底火山活動から陸化への過程を示唆し、黒鉱鉱床の形成や熱水活動といった重要な地質学的事象と関連付けられる。また、グリーンタフ中の化石は当時の環境復元に貴重な情報を提供する。

 

生ゴミの消臭はベントナイトで

/** Geminiが自動生成した概要 **/
生ゴミの消臭にベントナイトが効果的であることが実体験を通して紹介されています。糖質や油分の多い生ゴミでも、ベントナイトを混ぜて土に埋めることで臭いがほぼ解消されたとのこと。これは猫砂にも利用されるベントナイトの消臭力の高さを示しています。 この消臭効果を魚粕の臭い軽減に応用できないかと提案しており、粉状のベントナイトを混ぜることで効果が期待できると述べています。ベントナイトは消臭効果に加え、微量要素も含むため、肥効への影響を懸念しつつも、秀品率向上に繋がる可能性も示唆しています。有機JAS認定品もあるため、有機栽培にも利用可能です。


Powered by SOY CMS   ↑トップへ