田の水表面を覆い赤く見せるアゾラたちの記事でアカウキクサことアゾラについて触れた。
とはいえ、詳細には触れていないので、イメージしにくい事が多い。
というわけで、一つずつ詳細を見ていく。
アカウキクサに関してWikipediaから抜粋していくと、学名がAzolla imbricata (Roxb. ex Griff.) Nakaiで、属名をとってアゾラと呼ぶらしい。
アカウキクサは水生シダ類に分類される浮遊植物型の水草になるそうだ。
ラン藻と共生していて窒素固定が出来るそうで、緑肥として利用している地域があるとの記載があった。
他に重要なこととして、全体的に緑色をしているが、赤みを帯びることがあって、秋の終わりに真っ赤に色付くという特徴があるそうだ。
ん?
冒頭の写真は撮影日が7月初旬だぞ?
それなのに緑色の箇所がほぼ見られないということが引っかかる。
アカウキクサはどういう条件で赤色の色素を合成するのだろう?
ここらへんがわかってくると、田の土の劣化状況等がより鮮明に見えてくるかも知れない。