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アーモンドを食べた。

アーモンドは美味い。


やめるにやめられない。

アーモンドは高いから少量にしなければならないけれども、アーモンドはやめられない。


前にある人が、マメは人にとって大事なものが沢山含まれているから、人はマメ食をやめることができないのだろうともっともらしいことを言ってたことを思い出す。

※アーモンドはマメ科ではなくバラ科なので上記の格言を利用する場合は注意が必要

アーモンド - Wikipedia


アーモンドが入っていた袋には、食物繊維、鉄とビタミンEが豊富に含まれていると記載されていた。


アーモンドを食べながら、袋に記載されているビタミンEってそういや何なのだろう?なぜアーモンド(に限らずタネ)に豊富に含まれているのだろう?と気になったので、早速、ビタミンEを検索してみた。

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ビタミンE(vitamin E)は、脂溶性ビタミンの1種である。トコフェロール(tocopherol)とも呼ばれ、特にD-α-トコフェロールは自然界に広く普遍的に存在し、植物、藻類、藍藻などの光合成生物により合成される。主に抗酸化物質として働くと考えられている。抗酸化物質としての役割は、代謝によって生じるフリーラジカルから細胞を守ることである。

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ビタミンE - Wikipediaから改変して抜粋


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By Calvero - Own work (made with ChemDraw), Public Domain, Link


上の抜粋した文章の中にトコフェロール(通称ビタミンE)が代謝によって生じるフリーラジカルを還元することで、細胞内を傷付ける活性酸素を除去する。


活性酸素といえば、光合成や代謝といった電子の移動が発生する生理現象において、電子がこぼれて酸素等に取り込まれることによって発生するもので、電子を取り込んだ酸素に電子を与えるか取り除くかすることで不活性にする。

発生し続ける活性酸素

イチゴの果実形成で蓄積するアントシアニン


人体における癌の発生の原因の一つに活性酸素があって、抗酸化物質によって発生率を減らすことが出来るという話がある。


ビタミンEの働きはまさにここなのだろう。

ビタミンEが活性酸素を不活性化するとビタミンE自身がビタミンEラジカルとなる。


そのラジカルに対してビタミンCなどの抗酸化物質が再生するそうだ。




なぜタネにビタミンEが多いのか?

これが今回の記事の主題だけれども、ここからは個人的な勝手な想像なので鵜呑みにしないように。


タネにまつわる今までの記事で、果実の熟成と活性酸素の働きで果実内の種子が休眠するために植物ホルモンのアブシジン酸を合成して、アブシジン酸から活性酸素を誘発して、活性酸素によって休眠へと導く。


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アーモンドはサクラ科の植物のタネである。

タネである以上休眠は必要で、休眠であれば活性酸素が何らかの影響を与えている


活性酸素だけではタネ内の細胞への影響の制御が出来ないから、周辺にビタミンEを分布させておいて活性酸素の働きを抑えている

ということだろうか?


そうなると、タネの中にあるビタミンEは既に使用されてビタミンEラジカルではないの?という話になるけれども、そこはおそらく、タネ内での用途が発芽の際に使用するためやそもそも余剰分があるということなのだろう。


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