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サクラの葉の下にサクランボが出来始めていた。

今までであれば、開花後に実が出来るのは普通の事だと思っていたけれども、森林の縁から木々の棲み分けを学ぶまでの記事を経て、今目の前にある実が4月に開花したサクラの花から出来たものなのか?と判断に自信が持てなくなった。

※サクランボの栽培が開花と結実が同じ年という扱いであったので、おそらくサクラもそうだろう。


よくよく考えたら、受粉してから2ヶ月以内に実とタネが出来るということは凄いことだろ。


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ブナ科のドングリで最もはやく結実するものでも春に受粉して今年の秋に発芽する能力を持つタネが出来る。

大半のドングリは受粉した翌年の秋に実る。


一方、サクラはつい先日開花したと思ったら、もう実が出来ている。

サクラを見ていたら、ドングリは何故こんなにも長い時間をかけて実を付けるのだろう?と逆に疑問になる。


長い時間をかけて実を形成しても、ブナ科の木はタネの数に対しての生存率はさほど高くないだろうし、おそらくはやく結実するサクラと大差がないように思える。


結実を追うと、見えるものが増えるかもね。