Hosyaさんによる写真ACからの写真


ミツバチの行動範囲、つまりはどれくらいの距離まで花蜜を採取しに行くか?という話題になった。

この疑問に対して、



丸善出版株式会社から販売されているJurgen Tautz著 ミツバチの世界 個を超えた驚きの行動を解くに丁寧に記載されていた。

ミツバチは体重が90mgであれば、おおよそ半分の40mgの蜜を入れることが出来る蜜胃というものを発達させた。

体内にエネルギーである糖を最大まで蓄えたことを条件にして算出した最大の飛距離は約10kmであるらしい。

似た内容をハチは糖原性アミノ酸のプロリンを持って遠くへ行けるという記事で見た。


であれば、養蜂において10km圏内に蜜源があれば良いのか?といえばそうではない。

蜜源から花蜜を採取して戻る際に、採取した蜜をエネルギーにして巣に変える為、糖を満タンにして10km先の蜜源に到達し、糖を満タンにして帰ってきたとしても、すべての糖を消費してしまうため、採取量は0となる。

帰りの糖の消費量を考えると、ミツバチの飛行距離は2〜4km範囲になる。


仮に2km先の蜜源から蜜を採取したとしても、巣に持ち帰れる蜜の量が40 * (10 - 2) ÷ 10 = 32mgになるわけで、養蜂で美味しいハチミツを得る為には、巣の近くに蜜源があれば有利であることがわかる。


photolandさんによる写真ACからの写真


採取した花粉の量は変わらずなので、遠い蜜源から花蜜を採取した場合のハチミツは糖少なめでアミノ酸やミネラルが多いことになると考えられる。

ミツバチは巣に花粉を持ち帰る


要素を細かく見ていくことで、ハチミツの味について徐々に見え始めてきた。