安息香酸と植物ホルモンのサリチル酸までの記事で芳香族系香気物質について見た。
芳香族系香気物質について触れておくべきことはまだまだ有るが、それは更に深くみなければならない機会が訪れた時に改めて触れる事にしよう。
次に見ていきたい香気物質はラクトン系香気物質だ。
朝倉書店から発売されている匂いと香りの科学では
※写真はあらゆる器官に薬効があるモモの記事から
モモのγ-デカラクトンを例に挙げていた。
※ γはガンマと読む
γ-デカラクトンは化学式がC10H18O2になり、炭素数をとって、ラクトンC10と記載されることもあるようだ。
ラクトンの炭素数が重要になるらしいが、それは次回以降で触れていくことにしよう。