いつも歩いている道沿いにある田では続々と入水が始まっていた。

上の写真の箇所は冬期にレンゲを栽培していて、一ヶ月程前にレンゲを刈り倒した田で、刈草を鋤き込まずに入水を始めた。


この写真ではわかりにくいが、




鳥がたくさん集まっている。

写真では矢印が5本だが、周りにはたくさん鳥が飛び回っている。


田に入水したことで、土の中にいた生物らが大慌てで地表に出てきたのだろう。

それを狙って鳥たちが集まってきたと思われる。

他のレンゲ栽培をしていない田での入水ではここまで鳥は集まらない。


※写真はレンゲ栽培の効果は田植え後の雑草管理にも影響を与えるの記事から


レンゲは晩秋から冬を経て初春までと昆虫らが活発ではない時期に生育するにも関わらず、土壌の生物層は豊かになるのだなと感心する。

ミミズが増えれば、付随するようにトビムシが増え糸状菌のバランスが整う。

ミミズは耕盤層に移動し、層でミミズ孔を形成するか?


入水をすることで、土壌中の生物層が鳥によって調整される。


一点気になるのが、



刈草を鋤き込まずに放置していたことで、刈草の分解が進んでいないが、この状態で代掻きはできるのだろうか?

いつも観測している田は速攻で刈草を鋤き込んでいたので、



その後の耕起も恙無く終了する。

ここらへんのノウハウの蓄積のためにも冒頭の写真の箇所は注目しておくことにする。


余談だけれども、土壌中の生物たちが金属系の栄養をとり、その生物らを鳥が食べ持ち去る。

レンゲ栽培を介して鉱物由来の微量要素の量が減るのはその後の稲作に影響を与えそうだ。

開花させることが前提のレンゲを栽培する時に注意すべきこと再び