夏も近づき、近所の田では入水が徐々に始まっている。
上の写真の田は撮影日の前日に入水を行っていた。
入水後の次の日にこの田の横を歩いていたら、カエルらしき鳴き声が聞こえる。
鳴き声の方に近づいてみたら、
田の横の用水路にカエルが二匹いた。
冬眠明けでこれから産卵をするカエルもいるのだろうか。
最近知ったことだけれども、田で生まれ育ったカエルは近隣の林に移動して冬眠して、春になったら再び田に戻ってきて産卵をするという話がある。
写真に写っているカエルが林で暮らすカエルかはわからないけれども、冬期は林に住んでいたとしよう。
冒頭の田から200m程離れた箇所に林がある。
入水から一日後に田にカエルがたくさんいるということは、林にいたカエルは田に水が入ることを心待ちにして、いつも見ていたのか?
それとも、田に水を入れたときに発生しているかもしれない香りを感じているのか?
カエルから学べることが予想以上に多いのかもしれない。
カエルは稲作で悩ませるカメムシやウンカの被害に対しての切り札のようなものなので、カエルの理解を深めるのは必須だ。
補足
田の土で冬眠するカエルもいる
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