近所の高台に年季の入ったブナ科の木が数本生えている。
一つの株から二本の幹が生えているところが更に年季の入った感を出している。
そんな木だけれども、
根元の赤枠で囲った箇所に
新しい枝だ生えている。
ここに枝が生えても周辺の木で遮光されて光合成は難しいだろう。
ただ、この枝が太くなり、立派な幹になったならば、この木の根元がしっかりする事になるので折れにくくなるだろう。
そういう目的をもってこの枝は生えてきたのかな?と疑問になった。
木の観察は長い年月を要するので、この枝がどうなるのか?を見続けるのは難しい。
余談
園芸の技術で接木というものがある。
詳細は端折るが、異なる個体(一つは台として、もう一つは枝)が繋がって一つの個体として振る舞うようになる。
冒頭の写真の木も近接で発芽した木がどこかのタイミングで融合したら、2つの太い幹といった状態になるかもしれない。
ただ、ここらへんは詳しくないのでなんともいえない。
植物の接木が成立するメカニズムを解明 | 研究ハイライト | 名古屋大学 生物機能開発利用研究センター