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ギンヤンマの産卵場所は何処だ?の続きまでの記事で、稲作の害虫であるホソヘリカメムシを捕食する可能性があるギンヤンマの産卵場所について見てきた。


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ギンヤンマは上の写真のような浮葉植物が自生している人工貯水池等で産卵する可能性があるそうだ。


次に気になるのは、このような閉じた環境でギンヤンマの幼虫(ヤゴ)の餌に成り得る生物が現れるのだろうか?ということがある。


というわけで、検索をしてみることにした。




プールでギンヤンマに産卵させて,大量のヤゴをGETしよう! │科学実験データ│科学実験データベース│公益財団法人日本科学協会でギンヤンマが同じように閉じた環境のプールで産卵していた。


このページに

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水泳指導の終わったプールは、半自然の閉鎖水域です。その生態系の頂点に立つのは水生昆虫で、個体数が圧倒的に多いのが,タイリクアカネやウスバキトンボのような、打水産卵タイプのトンボのヤゴです。そこにギンヤンマが産卵すると、それらは餌となり、ギンヤンマのヤゴが最強の捕食者として君臨します。

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という内容が記載されていた。


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またここでもウスバキトンボの名前が!

ウスバキトンボは幼虫(ヤゴ)も成虫もギンヤンマに捕食されるのか!

ウスバキトンボの捕食者は誰だ?


ウスバキトンボのヤゴは人工貯水池等で自然発生するボウフラ等を餌にしていたはずなので、ある程度環境を整えておけば、ギンヤンマは増えていくはずだ。