割れたシラカシのドングリを見かける。

割れたことでタネとしての機能はもうなく、個体として死の状態であるが、少し前までタネであった事に変わりはなく、発芽するための栄養が豊富に含まれている。

例えば亜鉛とか。


割れたドングリを集めれば、栽培で酷使した土の再生に繋がるのではないか?と常々思っていて、それを試す為に割れたドングリを集めて、栽培で固くなった土に入れてみることにした。

秀品率向上の新たな課題は亜鉛をどう加えるか?




とその前に、ドングリの栄養価を調べてみる。

どんぐり - カロリー/栄養成分/計算 | カロリーSlismのページによると、どんぐりに含まれる金属要素は

カリウム > マグネシウム > カルシウム > マンガン > 鉄 > 銅 > 亜鉛

になっていた。


栽培時の肥料成分としての要求量という観点から見たらバランスの良い構成になっている。

注目すべきポイントして、カルシウムよりマグネシウムが多いことと、マンガンの量が多い事だろうか。

カルシウム過剰によるカルシウム欠乏

石灰過剰の土壌で鉄剤を効かす


カリウムが豊富なのも、昨今の社会情勢から日本の食糧事情が如何に脆弱かを痛感するの記事に合致していて、何かと都合が良い。

おそらく割れたドングリは少量でも入れるべきものになると予想している。




カシのドングリにはタンニンが豊富に含まれているというのも良い。

各ドングリのタンニン


タンニンは糸状菌が活性化した時に発生する活性酸素の受け皿になるはずなので、糸状菌が有機物を土に馴染ませるという観点で良い。

アルミニウムの結合力とポリフェノールの吸着性



重合化したタンニンの結合の為の粘土鉱物と合わせ、落葉と割れたドングリを栽培後の締まって固くなった土に施してみる。

緑泥石から土の形成を考える