前回の有馬温泉に行ってきたでは、有馬温泉に行ってきた報告は書いたけど、

有馬温泉で実際に見たものは用水路の水と赤い土のみだった。


というわけで、

今回は有馬温泉街で見たことの詳細を紹介する。


実際に物質の分析をしたわけではないので、

ブラタモリの有馬の回を参考に物事を当てていく。

NHKドキュメンタリー - ブラタモリ「#97 有馬温泉」


はじめに冒頭の写真にある天神泉源の左端にあるバルブを注目してみると、



バルブに白い結晶が付着している。

これは有馬温泉の最大の特徴である天然塩の析出らしい。


他に他の泉源ではあるけれども、



湧いたお湯を流すパイプに炭酸カルシウムが析出しているらしい。


更には、



金泉と呼ばれる温泉の色が茶色で、

これは酸化鉄によるもの。

※有馬には他に銀泉があり、そこの温泉は無色透明


つまるところ、

有馬温泉の湯には天然塩、炭酸、カルシウムと鉄が溶けていることになり、

泉源分類は強度高塩泉に分類され、泉質は含鉄・ナトリウム塩化物となっている。

温泉と地球科学 ナカニシヤ出版 170ページより引用


炭酸があるので成分的にpHは弱酸性から弱アルカリ性付近というところだろうか?

高アルカリ性の温泉から土を考える


六甲山付近で海から遠いにも関わらず上記の成分が自噴していることは謎であったらしい。

※塩分濃度は海水よりも濃いのが更に謎を深める。


近年の様々な調査の末、

壮大な地球の動きのモデルが考案された。


とその前に、

地質図で有馬温泉付近の山の地質を見ておくことにする。


20万分の1日本シームレス地質図


有馬温泉街の地質は流紋岩質で、

玄武岩を磨くと中は黒でした


20万分の1日本シームレス地質図


周辺の山は花崗岩質となっていた。

浦富海岸で大きな花崗岩と出会う


周辺の山一帯が花崗岩であることからなのだろうか?



温泉街で利用されている石材にやたらと花崗岩っぽいものが多く見られた。




花崗岩や流紋岩といった火成岩には鉄を含むと言われるので、



金泉の名前の由来となった酸化鉄が多いことは納得できる。

だけれども、天然塩はどこからきたのだろうか?


-続く-


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