近所にある公園内の森っぽいところへ行った。
植林・植樹の前にの記事で触れた内容によると、
林床でシダ植物や低木が生えていないと、
森の木々たちは健全に生育出来ないとあった。
上の写真のような状況が理想に近い状態ということになる。
シダは加湿のところでないと旺盛に生えない
という特徴があるため、
周りで木が生い茂っていて、
木の葉の蒸散によって林床が湿っていないと
おそらくシダは旺盛に成長しないだろう。
悩ましいところだ。
話は変わって、
この公園の森には池がある。
先日の台風の影響か?
根元で折れた倒木が横たわっていた。
木の幹にはコケが生えていた。
折れた個所を見ると、
撥水性が高いとされる木質部が湿っているように見える。
森特有の湿気が木質部を常に湿らせるのだろう。
湿っていればキノコやカビが旺盛になるので、
木質成分が土に還るのがはやくなるだろう。
健全な森になるためには湿気が必要で、
その湿気は森の木々たちによるものだとすると、
ハゲ山の植林・植樹で
植物由来の湿気を最初に用意しなければならないのだけれども、
その湿気はどうすれば良いのだろう?
コケやシダのことをもっと知りたくなった。
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