花の色素と稲作とに引き続き、今年の振り返りをしてみる。

今年は新型コロナウィルスの流行に伴い、世間では仕事や生活に大きな変化があったとされる年だった。

外出自粛により営業に行けないという方が多く、それに伴い経済が回らないという心配の中、連鎖的に私の事業も影響を受けるだろうと予想し、収入の減少を覚悟した。


予想外だったのが、経済の変化の先を見越して準備をしていた方々からの依頼が殺到して、納期のプレッシャが常にあった年だった。

ちなみに私の事業は元々対面がほぼないので、仕事や生活はほぼ変わらずに、昨年と似たような生活だった。


依頼で多かったのが、もののやり取りで極力店員とお客が接触しないように、事前予約や事前精算の予約注文システムで、少し異なるけれども、


yamatripshop

株式会社フィールド&マウンテン様のヤマトリップショップの制作を行いました


代理販売と寄付を募るショップサイトの制作も関わった。




他に外出自粛から外回り営業に制限を受ける会社が多いだろうから営業の代わりに自社サイトの充実を図る方が増えるだろうと予想して、


seo_banner


当サイトで行っているSEO対策(主にページの表示周りの最適化)をまとめて投稿をしたら、同じように対応してほしいという依頼の連絡がいくつあった。




今年開発した中でも、最も興味深く、更に時代の最先端を感じたものとして、


training_deck


training_deck_client


テレワークに最適化した研修システムがある。

この研修システムで面白いポイントが、最近の企業の研修では、ボードゲームを取り入れ、役職をロールプレイングしながら、業務体験を学んでいくというものがある。

この研修システムもボードゲームが主にあり、セールスマンとクライアントに分かれて、カードの選択はアプリで行い、カードに対するアクションやリアクションは音声チャットを活用しながら、セールスの模擬体験をしていく。


コロナ渦の中で、オンラインのイベントを数多く見かけ、その中にはオンラインの会議やセミナーも多く見かけたけれども、どれもリアルの代替感が拭えなかった。

それに対して、この研修システムは実際の対面(オフライン)よりも価値があるように感じた。

世間で言われるDX(デジタルトランスフォーメーション)の好例に挙げても良いレベルであるはず。

デジタルトランスフォーメーション - Wikipedia


整理すると、コロナ渦により、様々な業種の方がWeb技術を注目し、活用を模索した一年であったはずで、数多くの模索に関われた一年であった。

Web技術に価値を見出した方々はコロナ渦が終了しても、コロナ渦前の業務スタイルには戻らないだろうし、Web技術の価値を見出だせずに前の業務スタイルに戻った方は非効率のコスト過多で市場から淘汰されるだろうから、音声チャット + Webアプリの業務の流れが今後更に加速していくはず。


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