コケとは何だろう?という記事で紹介した


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研成社のコケの生物学 (のぎへんのほん)という本の最後の章にホンモンジゴケというでできたものの近くに生息するコケが紹介されていた。

仏閣にある青銅製の何らかを住処にする。


他にムラサキヒシャクゴケの体内には高濃度のアルミニウムを蓄積する種がいるという記載もあった。

このコケはアルミニウムの他にも多く蓄積するらしい。


鉄は除いたとして、銅やアルミニウムは結合力が高く、細胞内において低濃度でなければならないか?まったく入れてはいけないか?という毒性がある。


結合力が高いゆえに細胞内の様々なものと結合して活性を止めてしまうという毒だ。

銅の機能を活かした農薬、ボルドー液2

酸性土壌で生きる植物たち


どうやら、これらの毒性のある金属をコケは細胞壁に入れて蓄積させるらしい。


なぜ毒性のある金属を体内に蓄積させるのだろう?という理由はよくわからないので触れないとして、毒性のある金属を体内に蓄積するコケがいるという事実は頭に留めておこう。


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こんな感じのひび割れした劣化した土壌にコケが居た時、そのコケを注目することにしてみよう。

ひび割れ環境でなんとか伸長したけれど


もしかしたら土を理解するための何らかのヒントがあるかもしれない。


読み物

コケ植物におけるニッチ戦略のための細胞分化 -銅苔における無性芽の分化- 植物科学最前線 7:153 (2016)