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土壌分析でカリウムの測定はどのようにして行う?の記事で、土壌分析のカリウムは炎光光度法によって測定するというを知った。

炎光光度法は炎色反応により発せされた光の波長を測定する方法で炎光光度計の説明を読むと、カリウムやカルシウムの測定をしているらしいが、マグネシウムの記載はない。


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なぜ、マグネシウムは無いのだろう?

改めて農林水産省のサイトにある土壌分析法を読んでみると、マグネシウムの波長が285.2nmと記載されていた。

カリウムの766.5nmと比較すると随分と短い波長になっているが、この波長が何色になっているのか?を調べてみたところ、


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可視光線の最も短い紫の波長が380nmになっていて、マグネシウムの波長は紫よりも短い。

短い波長が紫外線扱いされ、人の目では認識できない。

人には認識できない色の色素


ちなみに可視光線でもっとも長い波長が赤の780nmでカリウムがギリギリ収まっている。


せっかくの機会なので、マグネシウムを燃やすと何色になるのか?を調べる為に「花火」と「マグネシウム」で検索してみたら、強い白色光になるそうだ。

原子力の科学館あっとほうむ|福井県子力センター|情報誌「あっとほうむ」


マグネシウムは燃焼する力が強いことが白色光になる理由らしい。

マグネシウムといえば植物で最も重要な光合成(水からエネルギーを取り出す反応)の葉緑素の中心に配位する要素だけれども、強い発熱力が関与しているのか?

酸素発生型光合成の誕生の前に