先日、渓流沿いの小道を歩いていると、
このような草と出会った。
この植物を見つけたのは私ではなく、
何ていう植物なのか?を聞かれたけど全く検討がつかなかった。
図鑑で探そうにも、似ている植物を見たことがないのでわからなかった。
そういえば、
知らない植物と出会った時に図鑑でどうやって調べるか?をふと思い返してみた。
学生の頃、
植物形態学と分類学で図鑑を見ながら何度か同定の実習があった。
目新しい植物を調べる時はステップがある。
個人的には
・似たような植物はないか?で科を指標で探す
・開花時期で探す。
でざっくりと絞るけど、
この葉の形状は町中では見かけないからよくわからないし、
そもそもこれが葉なのか花なのか?わからない。
タネっぽく見える黒い粒も、
コミカンソウのようにちょっと大きめの粒が花だったという話もあるので、
黒い粒をタネと判断するのは今の時点では早すぎる。
後は生育型や葉序だけど、上の皿っぽいものが葉なのか花なのか判断がつかないので一旦保留。
こうなると、図鑑の全ページと比較しながらになるか?
全ページと比較する程の時間はなかったので一旦保留。
翌日、京都の大きめの本屋に行った時、
たまたま新刊の図鑑の前を通ったので立ち読みしてみたら、
この植物を速攻で同定できるクオリティの図鑑と出会うことができたので即買いした。
その図鑑というのが、
成美堂出版の里山さんぽ植物図鑑
探しやすかった要素を書きたいところだが、
長くなってしまったのでここらで一旦〆ることにする。
- 続く -